アール株式会社

Webコンサルティング

2022.4.11Webサイトに関するよくある5つの質問と解決方法

 

アール株式会社が定期的に更新するYouTubeチャンネル『R channel』より、uwan.の石田さんをお招きして、『Webサイトに関するよくある5つの質問と解決方法』についての対談をお届けします。

 

はじめに

 

衞藤:こんにちは、アールの衞藤です。いつもRチャンネルをご覧いただきありがとうございます。

 

本日はuwan.の石田くんと一緒に、Webサイトを持たれている方からのよくある『5つの質問』について話をしていきたいと思います。

 

まずは簡単に自己紹介をお願いします。

 

石田:はじめましてuwan.の石田と申します。

 

普段はRさんのパートナーとして、Webマーケティングや広告施策のお手伝いをさせていただいております。

 

その他にも中小企業の方々のWebまわりのアドバイザーや、制作のお手伝いなどをさせていただいております。

 

衞藤:いつもお世話になってます。

 

では、早速なんですけれども、よくぼくも石田くんもクライアントさんと接する時に、さまざまな質問をいただくと思うんですけども、その中でも本当によくある『5つの質問』について今日お話を進めていきたいなと思います。

 

 

①「安全ではありません」と表示が出る

 

安全ではないの表記

 

衞藤:早速1つ目なんですが、これは最近もこの対応をするということがあったんですけれども。

 

インターネットを見る時に『安全ではありません』と、ブラウザ上に表示される。これって何なのか?それをどうやったら解消できるの?っていう質問をよくいただくんですけれども。

 

まずはそこについて教えていただけますか?

 

石田:これはセキュリティのお話になるんですけども。

 

皆さんホームページ(Webサイト)を運営されていて、お買い物されたりする時に、自分の個人情報であったり、クレジットカードの情報であったりを送信されると思います。

 

その際に、Webサイトを置いている【サーバー】という場所と通信を行う時に、個人的な情報を悪い人たちが見ようと思えば見ることができるんですが、そこに対して【SSL】と言うんですが、サーバーに送信をする時に誰かから盗み見られないように、『暗号化をする』という技術があります。

 

これはサーバーに設定をしていただく必要があるので、制作会社さんなどにご相談されるのがいいかなと思います。

 

衞藤:そうですね。

 

自社のサイトで『安全ではありません』っていうふうなものが、スマートフォンであっても、パソコンであっても表示されている場合は、まずは現在管理していただいている制作会社さんにお問い合わせしてみてください。

 

ということなので、ぜひお問い合わせしてみてください。

 

 

②アクセス数を確認したい

 

アクセス解析の画面

 

衞藤:では、2つ目です。これもですね、よく言われます。

 

「うちのサイトそもそも誰か見てるの?」「どれぐらい見てるのかわからない」って言われるんですけれども、これを分かる方法というのはどんな方法がありますかね?

 

石田:そうですね。

 

Webサイトを作った後とか、時間が経ってから皆さんおっしゃられるのですが。「Webサイトに誰がアクセスをしてきているか」っていうのを見る方法の一つとして、【アクセス解析ツール】と呼ばれる、一つのプログラムというか、ツールをWebサイトの方に導入するという方法があります。

 

その代表として、皆さんもご存じのGoogleさんが出されている無料のアクセス解析ツールで【Googleアナリティクス】と呼ばれるものがあるので、そちらをWebサイトの方に埋め込んでいただくと、「どんな方が」「どこから来て」「何を見て」っていうのが画面上で見ることができるようになりますので、そういったものを導入していただくのがいいかなと思います。

 

衞藤:設置って簡単にできるんですね?

 

石田:そうですね、Webサイトの中に、専用の【タグ】と呼ばれる1つのソースプログラムを埋め込む作業になるので、制作会社さんであれば比較的簡単な作業かなとは思います。

 

衞藤:こちらも、アクセス数を確認するためには、現在Webサイトを管理されている制作会社さんに、まずは問い合わせてみる。というところですね。

 

 

③スマホでPCサイトが表示される

 

レスポンシブ対応_非対応

 

衞藤:続いて3つ目なんですけども。

 

「スマートフォンで見ても、パソコンと同じ画面が表示される。だから操作しづらくて、ウチのサイトは見にくい」っていう相談を受けるんですけど、これに対する対応方法について教えてください。

 

石田:これはもう一言でいうと『スマホ対応』と呼ばれることにはなるんですけども。

 

Webサイトを開いた時に、スマートフォンから見られている方には、画面幅が狭くなった中でも読みやすいように、Webサイト上のコンテンツ(情報)を可変して見せる方法がありますので、それを行っていただくのが良いかなと思います。

 

「ここ数年でWebサイトを作りました」っていう方だと、比較的その対応されているWebサイトの方が多いのかなとは思うんですが。

 

最近はもう「当たり前」になってきているので、なるべく早く対応されるのが良いかなと思います。

 

衞藤:先程のアクセス数を見るツールでも、スマートフォンで見られている人とパソコンで見られている比率も分かりますが、今だいたい何割ぐらいの方がスマートフォンで見られているんですかね?

 

石田:そうですね。業種業態にもよるんですが、私が拝見しているアクセス数であれば、大体7割8割はスマートフォンからのアクセスっていう場合もあります。

 

会社さんによっては9割以上、スマートフォンからのアクセスっていうところも増えてきているかなと思います。

 

衞藤:そうなると、ターゲットがどこなのかということによっては、ものすごい機会損失も生まれている可能性があるので、まずはそこを解析ツールでどれぐらい(どうなっているのか)を見て、スマートフォン対応するかどうかにしてもコストがかかることなので、こちらも現状の制作会社さんに相談してもらうのがいいのかなというふうに思いますね。

 

石田:はい。

 

 

④制作会社に頼まないと更新できない

 

CMS説明

 

 

衞藤:では、4つ目なんですけども。

 

Webサイトには、お知らせやトピックスという部分の更新機能があると思うんですけれども、ここも制作会社さんに頼まないと更新ができない。「これ、どうしたらいいの?」って言われるんですけど、これは実際どうすればいいんですかね。

 

石田:そうですね、これもスマートフォン対応と同じくで、最近のWebサイトであれば、比較的「自分たちで更新できますよ」と、すでにシステムが導入されている場合もあるんですけども。

 

自分たちで更新したい場合は、Webサイトを構築した時に、裏側にその専用の更新をするためのシステム=『CMS』と呼ばれるものになるんですが、それを導入していただく必要があるかなと思います。

 

ただ、これはもうシステムになってくるので、先程のアクセス解析みたいに簡単に埋め込めるものではなくて、システムを作り込まないといけなくなりますので、これもご相談をしていただくのがいいかなと思います。

 

衞藤:そうですね。

 

「できるんだけど分からないだけ」っていうケースもあるので、まず現場の制作会社さんに聞いてみないと分からないところだと思うので、是非お問い合わせしてみてください。

 

 

⑤Webサイト運用を「丸投げ」している

丸投げ

 

衞藤:最後5つ目。

 

そもそも運営者さんが詳しくないと言うことで、制作会社のプロに『丸投げ』しているという状態で、「頼みっぱなしなんや」というふうなことを言われるんですけれども。

 

ここについては、どう対処というか、どう思われますか?

 

石田:そうですね。

 

どうしてもWeb(インターネット)周りのお話っていうのは、カタカナの用語が多かったりとか、やらないといけないことも「今のホームページを更新したり」「SNSを運用したり」というふうに多岐にわたるので、自分たちでなかなかできないっていうことで、もうお手上げっていうことで諦められて制作会社さんに全部お任せされてたりとか。

 

最近だと広告代理店さんとかも積極的に「お手伝いしますよ」ということでアプローチされてたりとかして、お任せされている場合も多いんですが。

 

やっぱりプロに任せただけだと、「自分たちが何をWebサイトの中でやってるのか」というのが分からなくなるので、私は自分たちでされる方が一番いいのかなとは思っています。

 

Webサイトを実店舗と同じように考える

 

店舗イメージ

 

石田:そういった時に私がよくお話しさせていただくのは、「Webサイトを実店舗と同じように考えてください」ということをお伝えしています。

 

わかりやすく言うと、実店舗であれば「お店を出しました」と言った後に、誰かにもうお店の運営を『丸投げする』ってことはなかなかないと思うんですね。

 

経営者さんであったりとかであれば「どれぐらい売り上げてるんだろう?」とか「今日何人来店したんだろう?」っていう数字を気にされると思うんですね。

 

同じように、Webサイトの方も先程のアクセス解析もそうですけど、自分たちで『数字を見る』ことができるので、まずはそういったところを気にしていただきたいです。

 

そうして、実店舗であればさらに『集客』の部分から始まると思うんですね。Webサイトに呼び込むために何ができるんだろう?っていうことも考えていただくこともできると思いますし。

 

Webサイトにアクセスした後というのは、来店した後の『接客』と同じことになるのかなと思いますので、Webサイトにアクセスした後「どういった行動をしているのか?」といったこともアクセスの解析から分かる情報なので。

 

そういったところで考えていただくと『全てをプロに任せる』っていうことよりも、自分たちでまずは知っていただいて『部分的にプロに任せる』っていう選択肢をとられるのがいいのかなと思います。

 

 

まとめ

 

衞藤:確かにですね。

 

本当に、今の実店舗に例えて考えていくと非常にわかりやすいなと、お話を聞きながら思っていました。

 

①【SSL】化=セキュリティ対策

 

1つ目の質問の【SSL】化。

 

こちらも『セキュリティ対策』になりますし。実店舗でも店舗のセキュリティ対策はいろいろされると思います。

 

②アクセス解析で数字をチェックする

 

2つ目のそもそも『誰が見ているのか?』というのも、実店舗で、さっきおっしゃったように『来店数』であったり、『購買数』であったりとか、『売上』であったりとかそういったものを必ずチェックするけれど。Webになるとちょっと違うっていうふうになるのですが。実店舗で考えると、ちゃんとチェックする必要がありますね。

 

③スマホで見にくい=店内ディスプレイやチラシの改善

 

3つ目『スマートフォンで見ると見にくい』というものに対しても、これも実店舗だと『店内ディスプレイが見にくい』とか、『チラシが見にくい』とか、こういったものに関しては必ず改善すると思うので、これも同様かなと思います。

 

④実店舗であればスタッフが即対応

 

4つ目『頼まないと更新ができない』。これは、実店舗ではなかなか考えられないですね。

 

実店舗であれば『スタッフが即対応』。ここも実店舗として考えるとすごくわかりやすいです。

 

⑤運営を任せっぱなしにはしない

 

最後『お任せ』『丸投げ』。

 

これもほんとに、実店舗運営を他人に丸投げということはほぼほぼ考えにくいので、Webサイトであれど、Webサイトだからこそ『自分事』として捉えて、自社でしっかりと管理運営ができる仕組みをつくる。というのが、望ましいということですよね。

 

石田:はい。

 

 

さいごに

 

衞藤:そうやって考えると、本当にWebサイト運用していくと『効果が出る』。本当に伸びしろしかないかな?というふうに思いますので、ぜひこの動画をご覧になられた方はこれを機に

、まずは自社サイトのことで色々と「分からないこと」があれば、現在の制作会社さんにお問い合わせするのもいいですし、私たちも『無料相談』をやっております。

 

本当に「何が分からんのかも分からん」っていう状態でも全然構いませんので、ぜひこれを機にお問い合わせしていただければなと思ってます。

 

今日はWebサイトを持たれている方からよくいただく『5つの質問と解決方法』について、uwan.の石田くんを招いて話をしていきました。

 

石田くん、ありがとうございます。

 

石田:ありがとうございました。

 

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