アール株式会社が定期的に更新するYouTubeチャンネル『R channel』より、『ペルソナから導きだす、コラム継続投稿の重要性について』と題し、「ジム・シェルパ」様の取り組み実例をもとに、代表取締役社長 衞藤と、Webディレクター 嶺との対談をお届けします。
目次
『ペルソナから導きだす、コラム継続投稿の重要性について』
アール株式会社代表 衞藤 秀峰 X Webディレクター 嶺 利久
衞藤:こんにちは、アール株式会社の衞藤です。
嶺:嶺です。
衞藤:よろしくお願いします。
嶺:お願いします。
衞藤:今日は弊社の実績・実例をもとに、制作に携わっていました、嶺と二人でいろいろと話していきたいなと思います。
嶺:よろしくお願いします。
ジム・シェルパの課題
衞藤:早速なんですけども、今日の事例紹介は、大分県でパーソナルジムをやっています『ジム・シェルパ』さん。
リニューアルをして現在のサイトにいたるんですど、まずは、リニューアル前の課題ってどんな課題がありましたか?
嶺:シェルパさんは、前のオーナーさんがいて、そのオーナーさんから新しいオーナーさんに変わったところで、
一番初めに訪ねられてきた時には、IDとパスワードを聞かせてという話だったんですけど、いろいろお話をお伺いしているうちにアクセスの話になって、やっぱりアクセス数っていうのが、今はあんまりないっていう話をして、そこからアクセスを改善したい。という話になりました。
Webサイトのアクセスを改善する理由
衞藤:そもそもなんで、アクセスって改善する必要があるんですかね?
嶺:アクセスを改善すると、やっぱりいいことがあるんですよ。
衞藤:やっぱりね。少ないよりは多いほうがいいですよね。
嶺:はい。Webサイトのアクセスが増えると、ネット上で新しいお客様に会う機会っていうが増えるので、アクセス数が増えれば増えるほど、見込み客となる数字が増えていくことになるので、皆さんアクセスっていうのは気にされるし、上位表示したいというニーズはありますね。
衞藤:皆さんそこは望んでるところですね。
では、シェルパさん。リニューアルしましょう!ということでことが進んでいったんですけど、取っかかりは、何からやっていたんですかね?
嶺:以前のサイトに関しては、コラム等は更新していたんだけど、既存のお客さんに対する「お知らせ」っていう部分の更新しかしていなかった。
しかし「アクセス数を伸ばしたい」と考えるのであれば、やっぱりそれを求めてる人に向けての情報発信に切り替えなければいけないので、今回はそこに大きくは注力したということですね。
ペルソナについて
衞藤:今1つ面白いキーワードが出たんですけど、「求めてる人に合わせて」。この「求めてる人」をどんな風に?導き出す方法があったりするんですか?
嶺:ぼくらが採用してやっているのが、架空のお客さん=顧客像というのをまずつくって、共通理念の下(共通のお客様像の下)に、どんなコンテンツが合っているのかを 探していくということをやっています。
マーケティング用語で「ペルソナ」って言うんですけど、この「ペルソナ」を作成することによって、この方がどういう課題を抱えているのか?どういう日常の中で、どんな課題を抱えているのか?という部分を発見する手がかりにしていく。というふうにしています。
衞藤:そうですね。特に本当に、なかなか小規模事業者さんでペルソナ像を設定して、サービス・商品を販売していく。ということをやっていないので、やっぱり、一方的な情報発信になりがちなんですけど、このペルソナ像を設定すると、一貫した情報発信ができるので、ぜひ小規模事業者さんにやってほしいですよね。
嶺:そうですね。これ多分、顧客像を明確化するだけ、本当に結構いろんなことが変わってきて、お客さんに集中できるというか、(フォーカスが)すごく解像度が上がってくるので、キャッチコピーにしても、内容、サービスにしても、本当に全てが一貫性を持ったカタチで (情報を)届けられるかなと思います。
衞藤:そうですね。ぜひ、その「ペルソナ像のつくり方」に関しては以下に載せておきますので、ぜひ、見ていただければと思います。
ホームページ制作を行う際に役立つペルソナ設定ってなに?
ペルソナ作成後の施策
では、つづいてなんですけど、そうやってペルソナ像をしっかりと決めてWebサイトリニューアルをした。その結果っていうのは、実際にどんな効果があるんですかね?
嶺:ジム・シェルパさんで一番やったことは、「ペルソナさん=未来の顧客に対しての内容のコラムにしていこうと」ということが大きな出発点なんですけど、それを大体月に1~2本っていうペースで、顧客さんが求めているであろうコラムをつくって上げていきました。
衞藤:ちょっと質問なんですけど、「コラム」っていうのは、「ブログ」と何か違うんですか?
嶺:「ブログ」って、、これは基本的には、まぁ一緒ちゃあ一緒なんですけど。「一緒ちゃあ一緒」言葉は悪いなw。同じなんですけど、ぼくらの概念としては「ブログ」っていうのは、日常をつづるもので、日記のようなものかなというふうに考えています。「コラム」っていうのは、どちらかというと、きっちり情報をまとめてコンテンツ化しているものですかね。
衞藤:簡単にいうとね。そういったことですよね。
コラムと検索(SEO)について
衞藤:よく以前、質問で受けてたんですけど、やっぱり、その「ブログをひたすら書き続けてください」とか、「毎日1本上げてください」とか、「食レポ的なものを上げてください」みたいな指導を受けているクライアントさんも結構いらっしゃって相談受けてたんですけど、実際そういった更新をしたところで、検索に対して有効に働くことってあるんですかね?
嶺:そうですね。昔は、競合もいなかった(少なかった)し、なんというか、検索エンジンの質っていうのも今よりは低かったので、とにかくキーワードを盛り込んだコンテンツが量産されていれば、そこは価値があるサイトとして認識されたっていうのが昔なんですけど。
今は検索エンジンが、やっぱり頭良くなってきたので、何を書いてるかっていう「内容」や「質」っていう部分にかなりこだわっていて、検索エンジンの方もこだわってきてるというところですよね。
衞藤:SEOについて、もっともっと聞いていきたいんですけど、ここは専門的な話になるので、また「SEO」はSEOの企画を撮って、皆さんにお伝えしたいと思いますので、その時はまたお知らせさせてください。
コラムを積み上げた成果
衞藤:では、ジム・シェルパさん。「コラム」を書きためていった。実際どのような効果が出ていったのでしょうか?
嶺:そもそもアクセス数って、本当に100未満だったんですね。月間の数でもそのくらい。
衞藤:そうですね。100から200ぐらいでしたね。
嶺:それが、グラフ見てもらえばわかるんですけどコラムを書いて、それが検索エンジンに引っかかってとかっていうのも、ちょっと時間はかかりましたけど、そこからぐーっと上がって、月間で7,000から10,000PVくらいというところまで最大行ったかなと思います。
衞藤:そうですね。ちょうどこのあたりから ぐーっと伸びてますもんね。実際こうやって伸びていくと、検索結果ってやっぱり 変化していくんですかね?
嶺:結果はもう如実に変化しますね。
衞藤:如実にw
嶺:はい。今までシェルパさんは、(検索)1ページ目に出るか出ないかっていうところだったんですけど、検索が伸びるにしたがって、サイト全体の評価っていうのがどんどん高くなって、【パーソナルジム 大分】っていう 大きなキーワードであっても、検索1位を獲得できるようになりました。
衞藤:やっぱり検索1位。2ページ目以降に表示されてたものが1ページ目になって、なおかつそれが1位になることによって得られる効果というものは大きくなりますかね?
嶺:そうですね。皆さんも生活の中でスマホで検索かけた時に、検索ユーザーさんって本当に「早く答えを知りたい」っていう特徴があって、やっぱり一番初めに出てくる答え(検索結果)っていうのは 一番クリックされやすいんですね。
そういった意味では、【パーソナルジム】を【大分】で 探している方は、ジム・シェルパのサイトが一番上に来るので、必ずここはクリックされる。で、2番目3番目をクリックして比較検討を行って、最終的にどこのジムにするのにするかを選んでいるので、この「必ずクリックされる」っていう一番のポジションをとるっていうのは、かなり大きなポイントかなと思います。
衞藤:そうですね。そういう意味ではやっぱり、パーソナルジムという業界で、プラス【地域名】で1位を取るってことは、集客においても非常に大切だということが、わかっていただいたかなと思います。
今日のテーマは、「ペルソナ」というキーワード。伝えたいターゲットを絞る。
なおかつ「コラム」。その伝えたいターゲットに対して、問題解決ができるコラムを継続的に書き続ける。
ということによってアクセスが伸び、なおかつ検索エンジンの検索結果として、上位表示が可能になるということを、お伝えできたかなというふうに思います。
今日は本当にありがとうございました。
嶺:ありがとうございました。
