アール株式会社

スタッフ紹介

2022.11.17津崎加菜恵|正直で継続的な情報発信は、大企業の「ブランド力」をも上回る力を秘めている

 

ホームページ制作のアール_スタッフ紹介_津崎①

 

名前:津崎 加菜恵

役職:Webデザイナー

仕事内容:ホームページデザイン、サイトの保守に関連する更新業務

ホームページは運用が伴ってはじめて機能します。
そうした運用をサポートするのが私の仕事です。

私の日々の業務は、Webデザイナーとしてクライアント様が運用しているホームページの更新を行うことです。

 

ホームページはコラムや新着情報などの運用が伴って初めて機能するので、クライアント様のホームページが常に最新の情報で更新し続けられるよう、裏方でサポートさせていただいております。

 

具体的な更新内容としては、

 

  • ホームページ内の画像やテキストの変更
  • イベント関連のページやバナー作成
  • コンテンツ追加に伴うページ作成

 

などです。最近では、動画設置などのご依頼も増えてきました。

 

ホームページの更新作業は、コラムや新着情報などお客様側で更新できる部分と、専門的な構築スキルを持ったこちら側(アール)で更新する部分とに分かれています。

 

アールでしか更新が出来ない部分のやりとりに関しては、更新依頼専用のメールまたはChatworkよりご依頼いただけるように整えています。

 

また、PLUGをご利用中のクライアント様は、弊社開発のWebマーケティングプラットフォーム「concent」よりご依頼いただけます。

 

解析ツール_concent(コンセント)

 

ホームページ更新の頻度ってどのくらい?内容はどんなもの?

 

ホームページの更新頻度は、月に5、6回のところもあれば、年に1回というところもあり、クライアント様や時期によってもまちまちです。基本的にご依頼をいただいてからは、軽微な更新であれば1週間以内に作業を行います。

 

※母数は少ないですが、先日弊社独自で行ったアンケートでは下記のような結果が出ました。

 

ホームページの更新頻度_グラフ

 

テキストや画像差し替え程度であれば1週間以内に対応可能ですが、表や動画を追加したいなどご希望の内容によっては一度デザイン校正を提出させていただくため、別途お時間をいただいています。

 

お客様からは少しの変更に見える内容でも、更新を行う際には、表面的なデザインだけではなく、ホームページを構成しているプログラムの構造なども考える必要があるので、意外と現場の中では大きな作業になることもあります。

 

たまに「紙もののデザイン変更に比べてホームページのデザイン変更の方が簡単なのでは?」と聞かれることもあるのですが、実は色をひとつ変えるだけでも、それなりに時間がかかることがあります。

 

更新の作業自体は、なかなかクライアント様には見えづらい部分なのですが、こうした見えない部分の裏方の作業にも手間がかかっているということをご理解していただけると、またホームページへの愛着も感じていただけるのかなと思います。

 

最も重要なのはコンテンツの内容!それをどう分かりやすく伝えるかがWebデザイナーの役割だと思います

 

ホームページ制作のアール_スタッフ紹介_津崎②

 

私はホームページの更新をお手伝いしていくなかで新規ページのデザインなども行っていますが、表面的なデザインではなく、やはり内容(情報の中身)が1番重要だと日頃から思っています。

 

そうした内容をより分かりやすく伝える(見せる)ため、ホームページを利用するユーザーがストレスを感じることなく読み進められるように情報を整えるのが、アールにおけるWebデザイナーの役割だと考えています。

 

例えばライターさんが書いた原稿にも、「この文字を大きく」などの指示はあるのですが、それらに「どんな画像を差し込んだらイメージしやすいかな?」「ここは色を変えて大きくした方が読みやすいかな?」など、常に「伝えたい内容をいかに分かりやすく伝えるか」を考えながらデザインを組んでいます。

 

表面的なデザインって分かりやすく共通認識も持ちやすいものなので、クライアントさんとのやり取りの中でも「デザインをもっとこうしたい」という話のみになりがちなんです。

 

そうした中でも私たちはやはり「大事なのはデザイン部分だけではなく、価値あるコンテンツ作りなんですよ」ということをお伝えし、少しでも質の高いホームページ運用ができるようにと心がけています。

 

 

Webマーケティングに取り組みはじめて、ホームページの構築方法(つくり方)も変化してきました

ホームページ制作のアール_スタッフ紹介_津崎③

 

アールがWebマーケティングに取り組む以前と今では、ホームページの構築方法も随分変わってきたと感じています。

 

以前のコンテンツ制作では、原稿執筆から記事のラフ案までクライアント様にお任せし、その通りに作るというクライアント主導のものでした。

 

しかし、それではマーケティングを行う上で重要な「質の高いコンテンツ(情報)」を提供することが難しいと判断し、近年ではアール側でライティング業務も請け負っています。

 

専属のライターが原稿を書くという今のスタイルに変わってからは、効果的な「読まれる文章」を提供できるようになっただけでなく、クライアント様からの原稿を待つ時間も短縮され、短いスパンでコンテンツが作れるようになりました。

 

マーケティング視点でのクライアント様との関わりから新たな発見があることも

 

ホームページを更新する際、クライアントにとっては日常的なことで特別感がないと思っているような内容でも、ユーザーから見れば「おもしろい!」「もう少し詳しく知りたい!」と感じることが多々あります。

 

ユーザーからすると魅力的に感じることも、内部の方にとっては当たり前すぎてスルーしてしまうことが多いです。

 

旧来のクライアント様の意向を重視したコンテンツ制作スタイルであれば、そうしたクライアントの隠れた魅力も見過ごされてしまいがちでしたが、マーケティングという視点を持つと、ユーザー目線でクライアントと関わっていくことができるので、こういった新たな「気づき」が生まれるのも、今のコンテンツ制作の特徴の一つだと思います。

 

 

ホームページは運用次第で広範囲にアプローチできるツール。
その可能性に目を向けてほしい

自社の商品に「想い」があり、その「想い」を多くの方々に発信したいと思ってはいるけれど、それがなかなか実現できないと悩んでいる中小企業は多いと感じます。

 

テレビ、新聞、ラジオ、チラシと、ユーザーに認知してもらうための方法はいろいろありますが、それらは多くの中小企業様には規模や予算などの都合でアプローチに限界があるのに対し、運用次第で効果的に広範囲へ情報を届けられる可能性を秘めているのがホームページだと思います。

 

私が大分にいても、インターネットを通じて世界のさまざまな情報と出会うことができるのと同様に、逆にこちらからうまく発信すれば、世界へ届くということではないでしょうか?そうであれば、それを活用しないのはすごくもったいないなと感じます。

 

 

こうした環境にあることに多くの中小企業が気付き、このチャンスをもっと活用していけたらいいなと思います。

 

情報発信にやる気があり、商品への愛があり、絶対に売れる!という自信もあるのであれば、どんな地方に住んでいても情報は届けられる。今はそんな時代です。

 

全国には素晴らしい商品を作っている中小企業はたくさんありますし、それを必要としている人も世界のどこかに必ずいます。でもそれが伝わらなければ、この世に存在していないのと同じだと思うのです。

 

だからこそ、地方の企業だからと地元だけで頑張るのではなくて、地方の企業であってもそうした商品を日本全国に届けることができる。その可能性があるということをまずは知って欲しいですし、ホームページやSNSをうまく活用すれば広く世界に情報を拡散できるということを、実感してもらいたいと思います。

 

自分自身(自社の製品やサービス)を知ることからはじめると、情報発信はうまくいく

 

ホームページやSNSを使って、広範囲に自社の商品を発信することが可能になった時代ではあるのですが、そんな中でも「ただ情報を発信するだけ」では、製品やサービスの魅力がうまく伝わりません。

 

情報にも質が求められ、その商品がより魅力的に伝わるように発信しなければなりません。魅力的な情報を発信するためには、まず自社の製品やサービスをしっかりと【知る】(把握する)ことが大切になってきます。

 

自分を知る

 

思いのほか自社の製品やサービスの魅力を理解できていないこともありますし、逆に自分たちの弱みとなることは、知りたくない(認識したくない)と考えてしまいがちです。

 

実際、【知る】って見たくないものにも目を向けないといけないので、結構きつかったり、苦しかったりします。

 

ですがしっかりと自分たちの強みや弱みを洗い出すことで、モノゴトを改めて客観視することができるので、自社の製品やサービスの価値や、他社と比較した時の立ち位置(ポジショニング)などがなんとなく明確になってきて、その後の取り組み方のアプローチが変わってきたりもします。やはり「己を知る」ということはとても大切なことだと感じます。

 

「発信する情報の質を高めたい」と考えるのであれば、やはり「伝えるべき情報(=自社の製品やサービスの強みや差別化要因)とは何なのか」ということを、まずは自分自身で【知る】ことから始めることが必要不可欠です。

 

「おまかせ」ではなく、「自分ごと」として積極的に取り組むと、ホームページはもっとよくなる

 

Webマーケティングを成功させるためには、「ホームページはアールに任せる」「マーケティングはアールに任せる」というスタンスではなく、クライアント様自身が積極的に関わって、「自分ごと」として共に伴走していくことが大切です。

 

私たちアールからは、時におせっかいなほど提案を行ったりもするのですが、そこに更にクライアント様の熱が加わると、すごいパワーになると感じることがよくあります。

 

むしろ積極的に、「もっとこうしたい!」とこちらの手が足りなくなるくらいの更新やコンテンツ制作の依頼をどんどん行ってくださることが、実は両社にとって理想的な姿なのではないかと思っています。

 

どのクライアント様にも「他人事」ではなく「自分ごと」として、主体的にWebマーケティングに取り組んでいただけたらすごく嬉しいです。

 

 

「ウソ」や「ごまかし」は見透かされる。
正直な情報発信が今後のマーケティングおいて更に求められる

私が日頃からインターネットを利用していても、口コミやレポートなどのコンテンツでウソや誇大表現をしているところはなんとなく気づくのですが、おそらく私と同じように、近年のインターネットユーザーは正しい情報をどんどん選別できるようになってきているように感じます。

 

ネットショッピングを例にとっても、単純にひとつのサイトを閲覧するだけで完結することはほとんどないですよね。

 

調べる女性

 

「いいな」と思って即購入するのではなく、

 

  • その商品を使っている人のブログを読み
  • 比較サイトもチェックして、価格も調べて
  • さらにはネットから離れて人づての口コミも聞いたりして

 

あらゆる手段でこの情報は【本当】なのか、書かれている商品の質は【真実】なのか、ということを細かく調べるのではないでしょうか。

 

消費者側も目が肥え、情報に対して真実を選別する能力が年々高まっていると思うので、広告施策一つとっても、大げさな内容で誇張するより、正しく自社の商品情報を伝えていくということの方が大切だと思います。

 

「ブランド力」よりも「情報力」が重視される時代に

 

私自身、先日とある知名度のある(ブランド力のある)メーカーの基礎化粧品を買おうとしたことがあったのですが、ブランド力のある有名メーカーのプロダクトだからといって、直ぐに購入とはなりませんでした。

 

この商品は果たして本当に良質なものなの?とふと疑問に思うと同時に、

 

  • 実際に使用している人たちの声をネットで集め
  • その商品を実際に使用中の友人にも話を聞き
  • 価格と内容を比較し
  • ようやく「これは信用できそうだな」との結論にたどり着き購入に至りました。

 

化粧品をひとつ買うだけでも、「店舗へ行って販売員さんに接客してもらい即購入」という以前のスタイルから、インターネットを活用してじっくりと吟味し、これだけのプロセスを踏む時代になったことを、体験を通し改めて実感したのです。

 

商品の認知から購入までのプロセスの中で、もし小さくマイナーな会社が作っている商品とインターネットを通じてたまたま出会い、この商品の方がいいのではないか?と検討してもらえる機会をつくれたならどうでしょう?

 

企業の大小に関わらず、インターネットの中では製品やサービスが良いものであり、情報の整備がしっかりと行われていれば、無名のブランドでも可能性は必ずあるはずです。

 

有名ブランドと同じ立ち位置で比較してもらえるようになるためにも、これから地方でのWebマーケティングはますます必要不可欠になると思っています。

 

 

Webサイトのお悩み・困りごと どんなことでも相談しよう 無料相談 毎週金曜日 13:00~15:00
 text= アール株式会社