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2023.3.27小規模事業者にも必要!セキュリティーレベルの高い安全なホームページ運用の重要性とそのメリット

セキュリティーレベルの高い安全なホームページ運用の重要性とそのメリット_タイトル

 

インターネットが日常生活に欠かせない存在となり、小規模事業者でもホームページを持つことが一般的になっています。

 

しかし、年々ホームページへの攻撃や脆弱性による被害が増えており、運用に際してセキュリティを十分に考慮しないと、さまざまなリスクが発生することがあります。

 

近年、ホームページのセキュリティに対する意識が高まっており、デザインだけでなくセキュリティにも注意を払って検討することが重要です。

 

この記事では、小規模事業者にも必要な高いセキュリティレベルを維持できる安全なホームページの運用について、その理由とメリット、実現方法について説明します。

 

ホームページのセキュリティは、事業の信頼性や顧客満足度に直接影響を与えるため、小規模事業者にとっても重要な要素です。ホームページのセキュリティを向上させることで、お客様が安心してサービスを利用できる環境を提供でき、リピート率や口コミでの評判も向上します。

 

セキュリティーレベルの高い安全なホームページが必要な理由

 

株式会社ノートンライフロックの調査によれば、2021年の1年間で日本国内合計1,620万人がサイバー攻撃を経験したと推定され、その被害額はなんと320億円にものぼるとされています。

 

日本で過去1年間(2021年)でサイバー犯罪を経験した被害者が問題を解決するために費やした時間は推定合計4,100万時間(平均2.5時間/1人)、総被害額は前年と比べると100億円も増加し、推定合計320億円という結果となりました。(前年:平均5.9時間/1人、推定合計220億円の被害額)
引用元:株式会社ノートンライフロック サイバー犯罪調査レポート2022

 

インターネット上では、悪意のある攻撃者が常に新しい手口を使ってホームページを狙っています。

 

しかし、家を守るために鍵をかけるように、ホームページもセキュリティ対策を行うことで、ビジネスを守ることができます。

 

特に、小規模事業者の場合、被害があった場合の影響が大きいため、高いセキュリティレベルを持つ安全なホームページが必要不可欠です。

 

セキュリティ対策を適切に実施することで、お客様が安心してサービスを利用できる環境を提供し、ビジネスの信頼性や評判を向上させましょう。

 

以下では、セキュリティーレベルの高い安全なホームページが必要な理由について詳しく説明します。

 

お客様の情報保護

 

ホームページでは、お問い合わせフォームなどを通じてお客様の個人情報を収集します。そのため、事業者にはお客様の情報を適切に保護する責任があります。

 

お客様の情報が漏れると、お客様の情報が不正に利用されたり、詐欺被害に遭う可能性が高くなります。これはビジネスにおいては信用を失う大変な損失です。しかし、セキュリティが強化された安全なホームページを運用することで、お客様の情報が他人に漏れるリスクを減らすことができます。お客様の情報を適切に保護することは、お客様からの信頼を獲得する上でもとても重要なことなのです。

 

安全なホームページを運用することは、お客様からの信頼を維持し、長期的なビジネス成功につながります。また、お客様が安心して利用できる環境を提供することで、リピート顧客や口コミによる新規顧客獲得にも効果的です。そのため、ホームページのセキュリティ対策は、小規模事業者にとっても重要な投資となります。

 

今後も、インターネット犯罪の手口は進化し続けると考えられます。そのため、定期的なセキュリティチェックやアップデートを行い、最新のセキュリティ対策を適用することはますます重要になってきます。また、社員教育を徹底することで、社内での情報漏洩を防止することも大切です。セキュリティ対策は、経営課題の一つとして捉え、適切に対応していくことが必要になってきています。

 

信頼性の向上

 

セキュリティーレベルの高い安全なホームページは、お客様やビジネスパートナーからの信頼性を向上させます。特に、インターネットでの取引が増える現代では、セキュリティが高いホームページを持つことが、ビジネスの信頼性をアピールする重要な要素となります。

 

お客様やビジネスパートナーは、セキュリティが高いホームページを選ぶ傾向があり、その結果、ビジネスチャンスや取引が増えることが期待できます。また、信頼性が高まることで、口コミやリピートビジネスが増え、長期的なビジネスの成長につながると考えられます。

 

ホームページの資産価値を高める

 

ホームページは情報資産を積み上げるものであり、使い捨てではありません。高いセキュリティレベルを確保した安全なホームページを運用することで、資産価値が向上し続けるホームページを維持・拡大できます。

 

情報資産を積み上げることが大切な理由は、まず、それがビジネスの競争力を向上させるからです。独自の情報資産が豊富なホームページは、ユーザーに価値を提供し、他の競合サイトと差別化できます。

 

また、情報資産が充実しているホームページは、検索エンジンの評価も向上し、より多くのユーザーにアクセスされる可能性が高まります。検索エンジンは、ユーザーにとって有益な情報が豊富なサイトを優先的に表示します。そのため、価値ある情報が充実していることが重要なのです。

 

さらに、情報資産を積み上げることで、ホームページがより大きな価値を持つ資産となり、ビジネスの発展に寄与します。ホームページの価値が高まることで、広告収益の増加やパートナーシップのチャンスも生まれます。

 

このように、ホームページ上で情報資産を積み上げることは、資産価値を高めるだけでなく、ビジネス全体の競争力や成長にも寄与します。

 

情報資産を守るためには、セキュリティーレベルの高い安全なホームページが不可欠です。セキュリティが確保されていることで、ユーザーやビジネスパートナーからの信頼を得ることができ、ホームページの持続的な成長につながります。

 

 

セキュリティーレベルの高い安全なホームページを運用するメリット

 

セキュリティレベルの高い安全なホームページを運用することには、多くのメリットがあります。その中でも特に重要なメリットは、SEO対策への貢献、顧客満足度の向上、および法令遵守とリスク軽減です。

 

高いセキュリティレベルを持つホームページは、検索エンジンによって評価されることで、検索結果に表示されやすくなります。また、セキュリティが確保されていることでお客様の信頼性が高まり、顧客満足度の向上につながります。さらに、個人情報保護法などの法令に適合することで、法的リスクを軽減することができます。

 

これらのメリットを活用することで、ビジネスの成長や継続的な発展をサポートできます。

 

SEO対策への貢献

 

SEO(Search Engine Optimization)とは、検索エンジンの検索結果において、ホームページが上位に表示されるように最適化することです。セキュリティレベルの高い安全なホームページは、SEO対策にも貢献します。

 

主要な検索エンジンであるGoogleなどは、セキュリティが高いホームページを優先的に表示する傾向があります。そのため、セキュリティレベルの高い安全なホームページを運用することで、検索結果の順位が上がり、より多くのユーザーにアクセスされる可能性が高まります。

 

また、ユーザーは安全性の高いサイトを好むため、セキュリティが確保されていることがSEO対策においても有利と言えます。

 

顧客満足度の向上

 

お客様は、安全に情報が取り扱われるホームページを利用することを望んでいます。セキュリティレベルの高い安全なホームページを運用することで、お客様は安心してサービスを利用できます。これにより、顧客満足度が向上し、リピート率や口コミでの評判も良くなります。

 

顧客満足度が高いということは、ビジネス成長において重要な要素です。顧客満足度が高まると、顧客が継続してサービスを利用し、新規顧客にも勧めやすくなります。これは、ビジネスの売上や利益に直接影響し、企業の成長に寄与します。

 

また、顧客満足度の向上は、ブランドの評判や知名度も高めることにつながり、より多くの顧客を獲得するチャンスが増えます。

 

法令遵守とリスク軽減

 

個人情報保護法は、個人情報を保護し、適切に取り扱うことを求める国や地域の法律です。また、GDPR(General Data Protection Regulation)は、欧州連合(EU)域内の個人データの保護とプライバシーを強化するための法規制です。これらの法令は、企業が個人情報を適切に管理し、保護することを義務付けています。

 

セキュリティレベルの高い安全なホームページを運用することで、個人情報保護法やGDPRなどの法令を遵守し、法的リスクを軽減できます。

 

適切なセキュリティ対策を行わない場合、法令違反による罰則や、情報漏洩による損害賠償請求などのリスクが発生します。適切なセキュリティ対策を講じることで、企業はリスクを最小限に抑え、法令遵守を実現し、ビジネスの安定的な成長につなげることができます。

 

 

セキュリティーレベルの高い安全なホームページを実現する方法

 

セキュリティーレベルの高い安全なホームページを実現するためには、いくつかの重要なセキュリティ強化の方法ががあります。これらの方法を適切に組み合わせることで、ホームページのセキュリティを向上させ、お客様やビジネスパートナーからの信頼を得ることができます。

 

セキュリティ強化の方法は、無料のものから有料のものまでさまざまにあるため、最終的には、ホームページの規模や対象となる脅威、予算などに応じて、最適な組み合わせを選択することが重要です。それぞれのソリューションが提供する保護レベルと、ビジネスの要件やリスク許容度に基づいて選択を行いましょう。

 

SSL証明書の導入

 

SSL(Secure Sockets Layer)は、インターネット上で情報を暗号化して送受信するための技術です。SSL証明書を導入することで、ホームページとユーザー間の通信が安全に保たれます。

 

SSL証明書がなければ、Google Chromeのようなウェブブラウザでは【危険なサイト】として警告されてしまう場合があります。これにより、ユーザーに対して警告を与え、サイトへのアクセスを減少させる可能性があります。

 

SSL証明書は、ホームページとユーザー間の通信を暗号化し、情報漏洩のリスクを軽減します。HTTPSプロトコル*1を使用することで、お客様の個人情報やパスワードなどのデータが第三者に盗まれることを防ぎます。SSL証明書は信頼性のある印象を与え、ユーザーが安心してサイトを利用できるようになります。

 

多くのウェブホスティングサービス*2が、SSL証明書を提供しています。SSL証明書の導入には、設定変更やファイルのアップロードが必要な場合がありますが、多くの場合は手順に沿って進めれば簡単に導入できます。

 

無料のSSL証明書も利用できますが、有料のものに比べて保証範囲やサポートが限定されることもあるため、ホームページの規模や目的に合わせて適切なSSL証明書を選択しましょう。

 

*1 HTTP(HyperText Transfer Protocol)は、インターネット上で情報をやり取りするためのプロトコルです。通信内容は暗号化されていません。これは、家のドアが施錠されていない状態に例えられます。対して、HTTPS(HyperText Transfer Protocol Secure)は、通信内容を暗号化することで、情報のやり取りを安全に行うプロトコルです。これは、家のドアに鍵をかけて不審者の侵入を防ぐようなものと言えます。

 

*2 ウェブホスティングサービスは、ホームページをインターネット上に公開するために必要な場所となるサービスで、家を建てる土地のようなものです。信頼性の高いウェブホスティングサービスを利用することで、ホームページの安定性やセキュリティが向上し、不正アクセスや情報漏洩などのリスクを軽減することができます。

 

ファイアウォール(Firewall)の導入

 

家を守るためには、まず、家の入り口に鍵をかけることが基本です。これは、不審者や泥棒が簡単に家に入ることを防ぐためのもので、ファイアウォールは、まさにこの鍵の役割を果たしてくれます。

 

ホームページ上のサーバーには、さまざまな情報や機能があります。ファイアウォールは、これらの情報や機能にアクセスするための「ドア」をコントロールし、不審なアクセスや攻撃を防ぐ役割を担います。具体的には、許可された通信だけが通過できるように、インターネット上からのアクセスを制限する機能を持っています。

 

家の鍵のように、ファイアウォールは、ホームページのサーバーに対する最初の防衛ラインとして機能します。外部からの不審なアクセスや悪意のある攻撃を検出し、それらを遮断してサーバーを保護することができます。

 

IPS(侵入防止システム)の導入

 

IPS(侵入防止システム)は、ネットワーク上のトラフィックを監視し、不正アクセスや攻撃を検出・阻止するセキュリティ対策の一つです。

 

これは家の周りにセンサーを設置して、侵入者が近づくと警報を鳴らし、同時に侵入者の動きを制限するようなものです。

 

IPSを導入することで、悪意のあるトラフィックをリアルタイムで検出し、適切な対策を講じることができます(家の周りにセンサーが設置されていて、侵入者が家に入ろうとしたときに、その侵入者を捕まえ、警察に通報することができます)。これにより、ホームページに対するさまざまな攻撃や脅威から保護することが可能になります。

 

IPSは、ファイアウォールやWAFといった他のセキュリティ対策と連携して働くことが一般的です。これにより、より強固なセキュリティ対策が実現され、ホームページをさまざまな角度から保護することができます。

 

WAF(Web Application Firewall)の導入

 

WAF(Web Application Firewall)は、ウェブアプリケーションのセキュリティを強化するために開発された特殊なファイアウォールです。

 

家の例で説明すると、家のドアに特別な錠前や防犯システムを追加するようなものです。

 

WAFは、ウェブアプリケーションに対するさまざまな攻撃を検出し、防ぐことができます。例えば、SQLインジェクション(データベースへの不正アクセスを試みる攻撃)やクロスサイトスクリプティング(他のユーザーに対して悪意のあるコードを実行させる攻撃)といった、ウェブアプリケーション特有の脆弱性を悪用する攻撃から保護してくれます。

 

このような特殊な錠前や防犯システムが家のドアにあると、侵入者が家に入ることを難しくし、家の中にある貴重品や家族の安全を守ることができるのと同様に、WAFがホームページに導入されていると、悪意のある攻撃者がウェブアプリケーションの脆弱性を利用して侵入することが難しくなり、ホームページ上のデータや顧客情報を保護することができます。

 

また、WAFはリアルタイムでトラフィックを監視し、異常なアクセスパターンや攻撃を検出した場合に、適切な対策を講じます。これは家の防犯システムが不審者を検出した際に、警報を鳴らすか、警察に通報することに似ています。

 

適切なWAFを選ぶことは、ホームページの規模や要件によって異なりますので、専門家やホームページ制作会社に相談し、最適な対策を実施しましょう。

 

IP制限

 

アクセス制御は、ホームページへのアクセスを制限することで、不正アクセスや情報漏洩を防止するための対策です。

 

IP制限は、特定のIPアドレス(インターネット上のコンピューターやデバイスの住所のようなもの)からのアクセスのみを許可することで、不正アクセスを防止する手段です。特定のIPアドレスからのアクセス以外は、自動的にアクセスをブロックすることができます。

 

例えば、お店のドアに鍵をかけるように、IP制限を設定することで、特定のお客様だけが店内に入れるようにすることができます。

 

IP制限は、特定のIPアドレスからのアクセスしか許可しないため、セキュリティを高めることができます。例えば、企業内部からのアクセスのみを許可することで、外部からの不正なアクセスを防止することができます。また、IP制限は、攻撃者が利用するプロキシサーバー(インターネット上で、利用者のIPアドレスを隠すために使用されるサーバー)を通じたアクセスを防止するためにも役立ちます。

 

ただし、IPアドレスは固定ではなく、変更される場合があるため、IP制限だけで完全なセキュリティを実現することはできません。定期的にIPアドレスの確認や更新を行い、IP制限に加えて、他のセキュリティ対策も併せて実施することが必要です。

 

強力なパスワードの使用と管理

 

ホームページの管理者アカウントやデータベースにアクセスする際に使用するパスワードは、強力でユニークなものにすることが必要です。これは、家の鍵と同じで、強力な鍵を使えば家を守ることができるのと同じです。

 

強力でユニークなパスワードとは、長さが十分であり、大文字・小文字・数字・記号を組み合わせたものです。短いパスワードや簡単に推測されるパスワードは、攻撃者によって簡単に解読されるリスクがあります。

 

強力でユニークなパスワードにするためには、ランダムな文字列を使用するか、パスフレーズ(複数の単語を組み合わせたもの)を利用することが効果的です。例えば、「赤い犬が公園で遊ぶ(reddogplayinginthepark)」といった言葉を組み合わせたパスフレーズは、破られにくく覚えやすいです。

 

パスワードは定期的に変更し、適切な管理を行うことも重要です。パスワード管理ツールを利用することで、セキュリティの向上に寄与します。

 

二段階認証を利用する

 

二段階認証とは、アカウントへのログインにパスワードだけでなく、携帯電話やセキュリティトークンなどの追加の認証手段を使用することで、アカウントへのアクセスをさらに保護する方法です。これは、家の鍵を二つかけるようなイメージで、もし一つの鍵がなくなっても、もう一つの鍵があるため、安全性が高まるというものです。

 

二段階認証により、パスワードが漏洩した場合でも、第三者がアカウントにアクセスするのを難しくします。

 

ホームページ管理者アカウントやデータベースへのアクセスに対しても二段階認証を適用することを検討しましょう。これにより、ホームページのセキュリティが向上し、データの保護が強化されます。

 

定期的なセキュリティチェック

 

ホームページのセキュリティは、定期的にチェックすることが重要です。脆弱性が発見されれば、悪意のある第三者によって攻撃される可能性も高まります。これは、家のメンテナンスや点検と同じで、放置すれば危険性が増すのと同じです。

 

個人情報が盗まれる、ホームページが改ざんされる、不正なコードが埋め込まれるなどのリスク回避のために、定期的なセキュリティチェックを行い、脆弱性を早期に発見し、対処することが望まれます。

 

また、セキュリティチェックツールを利用することも一つの選択肢です。これらのツールは、一般的な脆弱性を自動的に検出してくれるため、手軽にチェックを行うことができます。

 

チェック方法が分からない場合は、専門家やホームページ制作会社、保守対応サービスと連携して、定期的にチェックを行いましょう。

 

専門的な知識が必要な場合や、より徹底的なチェックが求められる場合は、プロフェッショナルなサポートが適切です。専門家のアドバイスやサポートを受けることで、ホームページのセキュリティを維持し、お客様やビジネスパートナーからの信頼を得ることに努めましょう。

 

ソフトウェアのアップデートとパッチ適用

 

ホームページで使用しているソフトウェア*3やプラグイン*4は、定期的にアップデートし、セキュリティパッチ*5を適用しましょう。これらのアップデートには、新たに発見された脆弱性への対策が含まれていることが多く、放置すると攻撃の対象となります。

 

しかし、アップデートにはリスクもあります。例えば、不適切なアップデートによってホームページの機能が破損したり、セキュリティが低下することがあります。そのため、制作会社や管理会社と連携し、アップデートの前にバックアップを取ることをおすすめします。専門家は最新のセキュリティ情報や技術を把握しているため、適切な対策を提案してくれるはずです。

 

*3 ソフトウェアとは、コンピュータやウェブサイトで機能を提供するためのプログラムやアプリケーションのことです。

*4 プラグインは、ウェブサイトに追加機能を提供するためのソフトウェアの一種で、簡単に機能を追加できるように設計されています。

*5 パッチとは、ソフトウェアのセキュリティやバグの問題を修正するためのアップデートのことです。

 

 

終わりに

 

これまでに説明したように、小規模事業者であっても、セキュリティレベルの高い安全なホームページ運用は非常に重要です。ホームページは、事業の顔とも言える場所であり、顧客や取引先からの信頼を得るためにも、安全性が求められます。

 

セキュリティ対策をしっかりと行うことで、不正アクセスや情報漏洩による損失を防ぎ、事業の信頼性を維持することができます。また、顧客からの個人情報を守ることで、法的な問題を回避し、顧客との信頼関係を築くことができます。

 

ホームページ運用におけるセキュリティ対策は、一度設定すれば終わりではありません。定期的に対策を見直し、最新の脅威に対応できるようアップデートを行うことが大切です。また、専門家やサービス提供者と連携して、適切な対策を実施し、ホームページのセキュリティを維持することが必要です。

 

セキュリティ対策を万全にすることは、小規模事業者にとっても競争力を向上させる要素のひとつです。安全なホームページ運用により、顧客や取引先からの信頼を獲得し、ビジネスの発展につなげることができます。

 

ホームページ制作会社を選ぶ際には、セキュリティレベルの高い対策を実施しているかをしっかり確認して依頼しましょう。

 

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