アール株式会社

お客様の声

2025.5.28Webサイトを核に「インバウンド型」で成長を続ける保険代理店の挑戦 株式会社リライアブル・コンサルティング

 

 

「Webマーケティングの力で、本当に必要としている人へ価値を届けたい」

 

今回は、大分県大分市を拠点に生命保険代理店業を展開されている株式会社リライアブル・コンサルティングの代表取締役 竹下 健治さんと、女性の為のファイナンシャルプランナーの日高 叔子さんに、アール株式会社とのWebマーケティングに関する取り組みやその成果について、弊社代表の衞藤がお話を伺いました。

 

リライアブル・コンサルティング様は、顧客主導の「インバウンド型」ビジネスモデルを追求し、保険業界におけるWeb活用の先進的な事例を数多く生み出しています。特に、アール株式会社と共にご尽力いただいたWebサイト『女性の為のマネー相談室』では、【女性 お金相談】というキーワードで全国でも検索上位表示を達成されるなど、具体的な成果を上げていらっしゃいます。

 

本記事では、そのWebサイトが果たす信頼構築の役割や、中小企業では取り組みが難しいとされるクロスメディア戦略についても、リアルな声と具体的な手法を交えながらご紹介します。

はじめに

 

女性向けのマネー相談サービスについて語る保険代理店の代表とスタッフ、それを取材するWebマーケティング担当者の対話風景

 

衞藤 (アール株式会社):

 

本日はお忙しい中、貴重なお時間をいただきありがとうございます。本日は、アールのWebサイトでご紹介させていただく「お客様の声」として、リライアブル・コンサルティング様のWebマーケティングにおける先進的な取り組みや、特に『女性の為のマネー相談室』の素晴らしい成果について、ぜひ詳しくお聞かせいただきたく参りました。よろしくお願いいたします。

 

まずはじめに、読者の方々にもリライアブル・コンサルティング様のことを深く知っていただくために、改めて事業内容と、特にこだわっていらっしゃる「インバウンド型」のビジネスモデルについて、簡単にご紹介いただけますでしょうか?

 

 

竹下さん (株式会社リライアブル・コンサルティング):

 

弊社は生命保険の代理店です。私たちのコンセプトは、お客様の方からご相談に来ていただく「インバウンド型」のスタイルを重視しています。こちらから積極的に営業をかけるのではなく、お客様が自ら情報を得て、問い合わせができる体制を構築しています。

 

これは、お客様が本当に必要としているタイミングで、最適な情報を提供したいという思いからです。この「インバウンド型」を実現する上で、お客様の疑問や不安に寄り添い、専門的な知識を提供する日高のような役割が非常に重要になります。

 

インバウンド型保険ビジネスとWeb戦略について語るリライアブルコンサルティング代表の竹下健治氏

 

 

日高さん (株式会社リライアブル・コンサルティング):

 

はい。私自身、過去にお金に関して無知だったために失敗した経験があります。その経験から、知識や情報を得ることで生活が一変することを実感しました。その経験を活かし、お客様がより良い人生を送るためのアドバイスをさせていただいています。

 

特にお金の情報が溢れすぎている現代において、何が自分にとって本当に必要な情報なのか判断に迷う方も多いと感じています。そういった方々の暮らしがより良くなるような、具体的な道筋を示すサポートを心がけています。そしてその根底には「関わる全ての人に幸せになってほしい」という想いがあります。

 

女性のためのマネー相談室を担当する日高叔子氏が相談支援の想いを語る様子

 

 

衞藤:

 

「インバウンド型」というのは、お客様が自ら情報を求めて来られるということですね。これは、従来の保険業界の営業スタイルとは一線を画すものだと感じます。この「インバウンド型」を徹底されている背景には、どのようなお考えがあるのでしょうか?

 

 

竹下さん:

 

従来の保険営業は、営業マンがお客様のもとへ出向いていくスタイルが主流でしたが、私たちはその逆です。うちは朝礼ミーティングが終わっても行ってきますって出かける人はいないですね。

 

 

Webマーケティングへの取り組みの変遷と早期からの挑戦

 

リライアブルコンサルティングのWeb戦略について質問するアール株式会社代表の衞藤氏

 

衞藤:

 

竹下社長は、保険業界ではかなり早い段階からメールマーケティングシステムを自社開発されるなど、独学でマーケティングに取り組まれてきましたが、そこから『これからはWebマーケティングの時代だ』と確信され、本格的に注力されるようになった背景や、当時どのような目的意識をお持ちだったのでしょうか?

 

 

竹下さん:

 

Webサイトの活用は、2005年頃からメールマーケティングという形で始めました。当時は、既存のお客様へのアフターフォローや紹介に繋げるためのツールとして活用していましたね。メールを使えば、一度に多くのお客様に情報を届けられるという利点がありました。

 

その出発点は、既存のお客様へのアフターフォローと紹介です。メールは自分の分身として、自分が電話をしたりハガキを書いたりする手間を省き、一度に何百人というお客様に情報を届けられるようにしました。これにより、自分が本当にやりたいこと、専念したいことに時間を集中できるようになったのが大きかったですね。

 

具体的には、お客様が何時にメールを開封し、何時にどのリンクをクリックするのかといった行動データを分析し、お客様のライフサイクルに合わせた情報提供を心がけていました。この細やかな分析と対応が、後のWeb戦略の基礎となっています。

 

保険業界のインバウンド型ビジネスとWeb戦略について語る竹下氏と日高氏、対面で話を聞くマーケティング担当者

 

 

衞藤:

 

当時から、Webの可能性を強く感じ、データに基づいたアプローチをされていたのですね。

 

 

竹下さん:

 

はい。当時、私は一保険の営業マンでしたが、やるべきことが多岐にわたっていました。数字にも追われ、やらなければいけない業務にも追われる中で、メールマーケティングというツールは、自分の分身としてお客様のアフターフォローを行い、さらには新規のお客様を紹介してもらうきっかけにもなりました。

 

この成功体験が、会社を立ち上げた後もWebを重視する大きな理由の一つです。お客様の行動を理解し、それに応じた情報を提供することの重要性を、この頃から強く認識していました。

 

 

アール株式会社との出会いと協業への信頼

 

衞藤:

 

『女性の為のマネー相談室』という新しいサービスを立ち上げるにあたり、Webサイト制作やマーケティング支援のパートナーとしてアールにお声がけいただきました。数あるWeb制作会社やコンサルティング会社の中から、アールを選んでいただけた理由や、当時の決め手は何だったのでしょうか?

 

 

竹下さん:

 

アールさんにお願いした理由は、私がメルマガを運用していた頃からの考え方や、やりたいことを1から説明しなくても理解してくれたことが大きいです。それが一番強いと感じました。

 

ホームページを作ることを目的とするのではなく、「何のために作るのか」という話し合いや、思いを共有する時間を長く持てたことが重要だと感じています。

 

顧客主導のインバウンド型ビジネスへのこだわりとWeb活用の経緯を語る竹下健治氏

 

 

衞藤:

 

特に、ネーミングの段階からご一緒させていただきましたが、どのような点を重視されてアールにご期待いただいたのか、お聞かせください。

 

 

竹下さん:

 

『女性の為のマネー相談室』の主役は日高であり、彼女のキャラクター、アイコンとしての存在が重要です。日高自身が「保険を売りに行くのはしたくない。相談されて初めてご案内したい」というスタンスなので、それを実現するためのWebサイト構築を期待していました。日高の思いや個性が伝わるような、共感を呼ぶWebサイトを作りたいと考えていました。

 

 

お客様に寄り添う具体的な取り組みと「並走支援」の価値

 

衞藤:

 

『女性の為のマネー相談室』のWebサイトでは、日高さんの温かいお人柄や経験が伝わるようなデザイン、そして女性が安心して相談できるような世界観を重視して制作させていただきました。サイトコンセプトやデザイン、コンテンツ構成において、アールからの提案で特に印象に残っている点や、実際にユーザーの皆さんからの反応はいかがでしたでしょうか?

 

「女性の為のマネー相談室」Webサイトのトップページを表示したPC版とスマートフォン版の画面イメージ

 

日高さん:

 

私自身がターゲットとするお客様像に近いこともあり、どのような情報が求められているのか、どうすれば分かりやすく伝えられるのか、常に考えています。Webサイトは、お客様が最初に弊社に触れる「顔」のようなものですから、信頼感があり、かつ親しみやすいデザインを意識しました。

 

サイトデザインに関しては、特に女性が安心して相談できるような、温かみのある雰囲気を希望しました。具体的に「こうしたい」という強い要望があったわけではありませんが、お客様が抱えるであろう悩みや疑問に先回りして応えられるような情報提供を心がけました。

 

その結果、サイトを見たお客様からは「内容が分かりやすい」「安心して相談できそう」といったお声をいただくことが多いです。特に、ホームページを見て内容を確認してからお問い合わせいただくケースが多いですね。

 

女性のためのマネー相談に込めた想いを語る日高叔子氏と、それを隣で見守る竹下健治氏

 

 

衞藤:

 

コンテンツマーケティング(コラム制作)の効果と共創の価値についてはいかがでしょうか?毎月1本、女性のお金に関する悩みに寄り添うコラムを共同で制作し、現在では【女性 お金相談】といったキーワードで検索上位表示も実現しています。このコンテンツマーケティングが、実際の問い合わせ数やお客さんの信頼獲得に、具体的にどのように繋がっていると感じられますか?

 

 

竹下さん:

 

コラムの効果は非常に大きいと感じています。単に情報を発信するだけでなく、それを通じてお客様との信頼関係を構築し、最終的には個別相談に繋げるという流れができています。コラムの内容は、日高が日々お客様と接する中で感じるリアルな悩みや関心事を反映させており、それが共感を呼び、信頼に繋がっているのだと思います。

 

また、コラム制作の過程で、アールさんと話し合うことで、社内での戦略がより明確になったり、新たな気づきを得られたりする点も価値があると感じています。

 

信頼関係を軸にしたWebマーケティングの成果について語る竹下健治氏と、それを隣で聞く日高叔子氏

 

 

衞藤:

 

アールでは、Webサイト制作やコンテンツ作成だけでなく、Webマーケティング戦略全体についてご相談いただくこともあります。このような『並走支援』という形について、どのような価値を感じていらっしゃいますか?

 

 

竹下さん:

 

毎月のミーティングは非常に重要です。私たちだけでは気づかない客観的な視点からのアドバイスは、方向性を確認し合う上で貴重な機会ですし、新しい情報や提案をいただけるのもありがたいです。

 

以前は、ホームページを作る前にインスタグラムやFacebook、メルマガ、自社LPなどを個別に運用していましたが、それらを統合し、一貫した戦略のもとに運用できるようになったのは大きな進歩です。

 

Webサイトを核とし、各チャネルが連携して相乗効果を生み出すような戦略を一緒に構築できていると感じています。まさに「並走」という言葉がぴったりですね。

 

 

Webマーケティング戦略と成果の実感:クロスメディア戦略の威力

 

衞藤:

 

コンテンツマーケティングの成果として、【女性 お金相談】での検索上位表示は素晴らしい結果です。これにより、広告だけに頼らない自然流入の顧客獲得に、どのような変化がありましたか?

 

 

竹下さん:

 

Webサイト経由での問い合わせは、お客様がすでに何らかの課題意識を持ち、情報を調べて来られるため、非常に質が高いです。

 

以前は、セミナーの集客が中心でしたが、現在はホームページ経由での直接の相談も増えています。特に、遠方の方や、これまで接点のなかった層からの問い合わせが増えたのは大きな変化です。

 

Webサイトが、私たちの代わりに24時間365日、見込み客との接点を作り続けてくれているという実感があります。

 

女性向けマネー相談サービスへの想いや信頼関係について語り、笑顔を見せる日高叔子氏と竹下健治氏

 

 

日高さん:

 

お客様からは「コラムが参考になった」といったお声を直接いただくこともあります。中には、「娘のお金のことで相談したい」という、ご本人ではないご家族からの問い合わせもあり、Webサイトを通じて幅広い層にリーチできていると感じています。

 

 

衞藤:

 

リライアブル・コンサルティングさんは、Facebook広告やYouTube広告などを非常に高度に運用され、集客の自動化・無人化を実現されていると伺っております。さらに、地方TV局との連携によるセミナー開催や、ラジオ出演といったオフライン施策と、Webマーケティング(SNS広告、Webサイト、メルマガ等)を巧みに連携させるクロスメディア戦略を展開されていますね。この戦略の狙いや手応えについてお聞かせいただけますでしょうか。

 

保険業界におけるWeb活用の意義と今後の展望について語る竹下健治氏と、それを聞く衞藤氏

 

竹下さん:

 

広告運用は常に試行錯誤の連続です。以前は、自社でSNS広告などを運用していましたが、プラットフォームのアップデートなどで効果が変動することも多々ありました。現在は、ターゲットを絞り込み、スワイプLPのような、ユーザーの興味関心に合わせて最適な情報を提供できる新しい手法も取り入れながら、より効果的な広告運用を目指しています。重要なのは、広告の受け皿となるコンテンツであり、その点でコラムの存在は非常に大きいです。

 

Facebook・YouTube広告、テレビCM、セミナー、Webサイト・メルマガを連携させたクロスメディア戦略の図解

 

クロスメディア戦略に関しては、各メディアの特性を活かし、多角的に顧客との接点を持つことを目的としています。例えば、テレビCMやラジオで認知度を高め、興味を持った方がWebサイトで詳細情報を確認し、最終的にセミナー参加や個別相談に繋がるという流れを意識しています。

 

オフラインで得た信頼感をWebで補強し、Webで得た見込み客をオフラインの場で育成するといった、オンラインとオフラインの相乗効果を狙っています。これにより、広告だけに頼らない、より安定した集客が可能になると考えています。

 

 

衞藤:

 

YouTube動画のスタジオを自社に設け、短期間で質の高い動画を制作されている点も驚異的です。この動画戦略が、顧客育成やメルマガ登録、最終的な個別相談にどう繋がっているのでしょうか?

 

 

竹下さん:

 

動画戦略は、ジャパネットたかたの高田社長にお会いした経験が大きいです。自社スタジオでライブ放送を行い、リアルタイムで情報発信する姿を見て、「これだ!」と思いました。

 

情報は鮮度が命であり、自社で制作・配信することで、タイムリーかつ質の高い情報を顧客に届けることができます。スタジオを設けたことで、日高以外のスタッフもライブ配信を行うなど、情報発信のトレーニングの場にもなっています。

 

また、動画コンテンツは、お客様の理解を深め、信頼感を高める上で非常に有効だと感じています。ライブ配信で得た見込み客を、その後のメルマガや個別相談に繋げるといったことも行っています。

 

 

株式会社リライアブル・コンサルティングのYouTubeチャンネルページと教育費に関する動画サムネイル

 

▼株式会社リライアブル・コンサルティング 公式動画チャンネル

https://www.youtube.com/channel/UCMpoNopKANWuww8lUnjCwYA

 

 

信頼構築を核とするリライアブル・コンサルティングならではの視点

 

衞藤:

 

信頼性が非常に重視される保険・金融業界において、Webを通じてお客さんとの深い信頼関係を構築するために、どのような工夫をされていますか? 同業他社と比べた際の、リライアブル・コンサルティングさんならではのWeb戦略の強みは何だとお考えですか?

 

クロスメディア戦略の価値や広告の最適化について語る竹下健治氏

 

竹下さん:

 

私たちは「保険を売る」のではなく、「お客様の悩みを解決する」というスタンスを貫いています。そのため、Webサイトでも保険商品を前面に出すのではなく、お金に関する様々な情報や知識を提供することに重点を置いています。

 

お客様が抱える不安や疑問に寄り添い、信頼関係を築いた上で、初めて具体的な提案を行うようにしています。この「信頼構築」こそが、私たちのWeb戦略の核であり、他社との大きな差別化ポイントだと考えています。

 

多くの同業他社は、どうしても商品販売が先行しがちですが、私たちはまずお客様との関係性を築くことを最優先にしています。Webサイトは、そのための情報提供の場であり、お客様とのコミュニケーションの起点となっています。

 

「保険」という言葉を前面に出さず、お客様の悩みや不安に寄り添うコンテンツ作りを徹底している点が、他社との大きな違いであり、強みだと考えています。

 

「女性の為のマネー相談室」Webサイトのブログページと、NISAやポイ活など40代・50代女性向けの記事一覧

 

 

次世代育成とWebマーケティングの役割

 

衞藤:

 

次世代育成とWebマーケティングの役割についてはいかがでしょうか?竹下社長は、ご自身の豊富な経験やノウハウを次世代に伝え、会社全体の成長を目指していらっしゃると感じます。

 

 

竹下さん:

 

社員それぞれが自分のLP(ランディングページ)を作成し、ハウスリストに対してコンバージョンを測定するという課題に取り組んでいます。これは、単に売上を上げるためだけでなく、社員一人ひとりがマーケティングスキルを習得し、自律的に成果を出せるようにするためのトレーニングの一環です。

 

スーツ姿の男性がスマートフォンの画面を相手に見せながら、電子的な資料や情報を提示している場面

 

LP作成を通じて、ターゲット設定、キャッチコピー作成、デザイン、効果測定といった一連のマーケティングプロセスを経験することで、実践的なスキルが身につきます。この取り組みは、社員の成長を促し、会社全体の底上げに繋がると考えています。

 

Webマーケティングは、単なる集客ツールではなく、人材育成のツールとしても活用できると確信しています。これは、かつて私自身が「節約ママの楽しい家計塾」という無料セミナーを運営していた際に、未就学児のお子さんを持つお母さん方が雑誌を見なくなるタイミングで、オンラインでの情報提供の必要性を感じた経験が元になっています。時代に合わせて情報提供の形を変えていくことが重要です。

 

 

今後の展望と変わらない想い

 

衞藤:

 

『女性の為のマネー相談室』は、今後どのように発展させていきたいとお考えですか?

 

ビジネスカジュアルの代表衞藤が椅子に座り、真剣な表情で話を聞いている相談シーン

 

 

竹下さん:

 

現在、セミナー経由のお客様が年間200世帯以上いらっしゃいますが、このペースでいくと数年で対応しきれなくなります。

 

そのため、Webサイトをさらに充実させ、お客様が自分で情報を得て解決できるようなコンテンツを増やしていく必要があると考えています。日高の分身となるような、質の高い情報を提供し、お客様自身が学び、成長できるようなプラットフォームとしての役割を強化していきたいですね。

 

また、今後はオンラインだけでなく、アナログな手法とのミックスも重要だと考えています。例えば、はがきDMにQRコードを掲載し、Webサイトへ誘導するといった取り組みも有効でしょう。常に新しい情報発信の方法を模索し、お客様にとって最も価値のある形で情報を提供し続けることが目標です。

 

 

まとめとメッセージ

 

衞藤:

 

最後に、これからWebマーケティングに本格的に取り組もうと考えている企業、特に営業の自動化や効率化を目指したいけれど何から手をつければ良いか分からない、あるいはWebサイトを作ったものの活用しきれていないと感じている経営者の方々に向けて、リライアブル・コンサルティングさんのご経験を踏まえたアドバイスやメッセージをいただけますでしょうか。

 

 

日高さん:

 

まずは「何がしたいのか」「何を社会に提供したいのか」という自社の思いや提供価値を明確にすることが大切だと思います。そして、その思いをWebサイト制作会社の方と深く共有し、共通理解を深めること。

 

私たちの場合は、アールさんと「このチョコレートが好きで、特にここのブランドのこの味が好き」というレベルまで思いを共有できたからこそ、私たちの分身となるWebサイトが作れたのだと感じています。

 

そして、Webが発達すればするほど、アナログの重要性も増してくると思います。Webで広く情報を発信する一方で、アナログでの自分自身を整えること、そしてお客様とのリアルな繋がりも大切にしていくことが重要だと思います。

 

インタビューに応じる日高さんと経営者竹下さん、対面形式での真剣な対話の様子

 

 

竹下さん:

 

どんな業界、どんな事業であっても、自分たちの商品やサービスを喜んでくれるお客様を探すことが一番大切です。そして、そのお客様との出会いの場を作るために、Webを活用することは不可欠です。

 

ラーメン屋さんの例え話で言うと、どんなに美味しいラーメンを作っても、お客様がお店に来なければ潰れてしまいます。逆に、どんなにお客様がたくさん来てくれても、まずいラーメンではお店は続きません。

 

Webサイトは、お客様がお店を知る「きっかけ」を作るためのツールです。美味しいラーメン(質の高い商品やサービス)を作る努力はもちろん必要ですが、それと同じくらい、その存在をお客様に知ってもらい、興味を持ってもらい、お店に来てもらうための情報発信(Web活用)も非常に重要です

 

Webマーケティング戦略について語る男性経営者竹下さん、インタビュー中の発言場面

 

特に現代は、お客様が情報を得る手段が多様化しています。昔のように待っているだけでは、本当に必要としているお客様に出会えなくなってきています。Webを活用し、多角的な情報発信でお客様との接点を増やすことが、事業継続と成長のために不可欠だと考えています。

 

ですので、成果が出るまで待つのではなく、どうすれば成果が出るのかを考え、今すぐ行動することが重要だと思っています。そして、Webマーケティングは、一度始めたら継続することが何よりも大切です。その過程で、信頼できるパートナーを見つけることも成功の鍵となるでしょう。Webは魔法の杖ではありませんので、地道な努力と継続があって初めて成果に繋がるものだと思っています。

 

 

衞藤:

 

アール株式会社に対しても、今後のパートナーシップへの期待や、何かメッセージがございましたら、ぜひお聞かせください。

 

 

竹下さん:

 

アールさんとは、この大分の地で、一緒に新しいことに挑戦できるハブのような存在になってほしいと期待しています。私たちだけでなく、他の業界の企業とも連携し、地域全体を盛り上げていけるような取り組みができれば嬉しいですね。

 

これからも、私たちのビジネスに合わせた戦略的な提案を期待しています。お互いに高め合い、共に成長していけるパートナーシップを築いていきたいですね。

 

 

日高さん:

 

お二人が健康でいてくださることが一番です!そして、これからも私たちの思いを形にし続けてください。

 

 

衞藤:

 

本日は、Webマーケティングの非常に先進的で示唆に富むお話を本当にありがとうございました。リライアブル・コンサルティング様の戦略的な取り組みと、お客さんに寄り添う姿勢は、多くの中小企業の皆様にとって大きな勇気と具体的なヒントになることと思います。記事の公開を楽しみにしていてください。

 

 

インタビュー後に撮影された3名の集合写真、笑顔で並ぶ3名

 

 

企業情報

 

  • 会社名: 株式会社リライアブル・コンサルティング
  • 所在地:〒870-0855 大分県大分市豊饒2丁目2番54 フォレストB/Ⅱ902
  • 代表者: 代表取締役 竹下 健治
  • 事業内容: 生命保険代理店業
  • URL:

 

 

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