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2023.2.01レスポンシブデザインとは?メリットと実装方法

レシポンシブデザインとは?_OGP画像

 

近年のスマートフォンやタブレットなどの普及により、デバイスの種類や画面サイズが異なることが増えてきました。

 

そうした状況下、ホームページ制作で必須となってきているのがレスポンシブデザインです。

 

レスポンシブデザインは、Webサイトをデバイスに応じて最適な表示に調整することを目的とするデザイン手法です。これにより、ユーザーはデバイスを問わず、美しく見やすいWebサイトを使用することができます。

 

本記事ではレスポンシブデザインとは何か、そのメリットと実装方法について詳しく説明します。

 

「レスポンシブデザイン」と「レスポンシブWebデザイン」は同じ意味で、両者に違いないよ。

 

レスポンシブデザインとは

レスポンシブデザインは、Webサイトのデザインをスマートフォンやタブレットなど、さまざまな画面サイズに適応するための方法を指します。画面サイズに応じてコンテンツやレイアウトを調整することで、すべてのデバイスで最適な表示を実現することを目的としています。

 

レスポンシブデザインでは、CSSのメディアクエリを使用し、画面サイズに応じてスタイルを変えることで実現します。例えば、画面幅が小さい場合は、ナビゲーションメニューをドロップダウン形式に変更し、画面サイズに適した表示をすることができます。

 

また、適応したフレームワークを使用することで、画面サイズに応じて自動的にレイアウトを調整することもできます。

 

レスポンシブデザインは、ユーザーエクスペリエンスを向上させるだけでなく、SEOにも有利であり、メンテナンス性の向上にもつながります。

 

 

レスポンシブデザインのメリット

 

レスポンシブデザインには多くのメリットがあります。

 

①ユーザーエクスペリエンスを向上させる


レスポンシブデザインを採用することで、スマートフォンやタブレットなど、さまざまなデバイスでのWebサイトの表示が最適化されます。これにより、ユーザーはスマートフォンやタブレットでも快適にWebサイトを閲覧することができ、満足度が向上します。

 

レスポンシブデザインによって、ユーザーエクスペリエンスが向上することで、以下のようなメリットがあるよ。

 

  • コンバージョン率の向上
    ユーザーが快適にWebサイトを閲覧できるようになると、コンバージョン率(商品の購入やサービスの利用など)が向上します。

  • ブランドイメージの向上
    ユーザーが快適にWebサイトを閲覧できると、ブランドイメージも向上し、顧客にとって魅力的なブランドとなります。

  • 滞在時間の増加
    ユーザーが快適にWebサイトを閲覧できると、滞在時間も増加し、顧客にとって興味のあるWebサイトとなり、情報収集や商品・サービスの紹介など、より多くの情報を得ることができます。

  • リピーター獲得
    ユーザーが快適にWebサイトを閲覧できると、顧客がサイトを再訪しやすくなり、リピーター獲得につながります。

  • SNSなどでの広告効果の増加
    ユーザーが快適にWebサイトを閲覧できると、顧客がSNSなどでWebサイトを紹介しやすくなり、広告効果も増加します。

 

②SEOに有利

 

レスポンシブデザインを採用することで、検索エンジンはWebサイトがスマートフォンやタブレットなど、さまざまなデバイスに対応していることを認識し、検索結果において優先的に表示する可能性が高くなります。

 

レスポンシブデザインによって、検索で優先的に表示される可能性が高まるから、以下のようなメリットがうまれるよ。

 

  • トラフィックの増加
    検索結果において優先的に表示されるため、Webサイトのトラフィックが増加し、アクセス数も増加します。

  • コンバージョン率の向上
    トラフィックの増加に伴って、コンバージョン率も向上し、商品の購入やサービスの利用などの変換率が上がります。

  • ブランドイメージの向上
    検索結果において優先的に表示されることで、ブランドイメージも向上し、顧客にとって魅力的なブランドとなります。

  • リピーター獲得
    多くの人がアクセスしやすいWebサイトは、再訪しやすくなり、リピーター獲得につながります。

  • SEOの向上
    検索エンジンは検索結果において優先的に表示されるサイトを高評価するため、SEOも向上することができます。

 

③メンテナンス性の向上

 

レスポンシブデザインを採用することで、Webサイトのデザインは1つに統一されます。これにより、Webサイトの管理やメンテナンスが容易になり、コストも削減することができます。

 

Webサイトの管理やメンテナンス性が向上するから、以下のようなメリットがうまれるよ。

 

  • コストの削減
    Webサイトを複数のデバイスに対応するために、デザインやコンテンツを複数用意する必要がなくなり、コストも削減することができます。

  • 作業時間の短縮
    レスポンシブデザインを採用することで、スマートフォンとPCで同一のソースコードnになるため、Webサイトの管理やメンテナンスが容易になり、作業時間も短縮することができます。

  • コンテンツの最適化
    レスポンシブデザインを採用することで、画面サイズに合わせてコンテンツを最適化することができ、Webサイトの閲覧性も向上します。

 

④潜在的な顧客を獲得

 

スマートフォンなどの普及に対応し、潜在的な顧客にアクセスしやすくなり、顧客獲得につながります。

 

潜在的な顧客にアクセスしやすくなると、以下のようなメリットがうまれるよ。

 

  • ターゲット顧客の増加
    スマートフォンなどの普及に対応し、潜在的な顧客にアクセスしやすくなり、ターゲット顧客を増加することができます。

  • 顧客獲得
    潜在的な顧客にアクセスしやすいWebサイトは、顧客獲得につながります。

  • コンバージョン率の向上
    ターゲット顧客の増加に伴って、コンバージョン率も向上し、商品の購入やサービスの利用などの転換率が上がります。

  • ブランドイメージの向上
    潜在的な顧客にアクセスしやすいことで、ブランドイメージも向上し、顧客にとって魅力的なブランドとなります。

  • リピーター獲得
    潜在的な顧客にアクセスしやすいWebサイトは、再訪しやすくなり、リピーター獲得につながります。

  • トラフィックの増加
    潜在的な顧客にアクセスしやすいWebサイトは、アクセスが増え、トラフィックが増加します。

  • 広告収入の増加
    トラフィックの増加に伴って、広告収入も増加します。

  • 地域によってのアクセスの増加
    潜在的な顧客にアクセスしやすいWebサイトは、地域によってのアクセスも増加します。

 

⑤アクセシビリティの向上

 

レスポンシブデザインを採用することで、タッチ操作や指の動きなど、さまざまなデバイスに対応したインターフェースを提供することができます。これにより、アクセシビリティが向上し、誰でも簡単にWebサイトを利用することができます。

 

アクセシビリティが向上すると、以下のようなメリットがうまれるよ。

 

  • 機能性の向上
    アクセシビリティを考慮したレスポンシブデザインにより、Webサイトの機能性が向上し、高い使い勝手を提供できます。

  • ユニバーサルデザインの採用
    アクセシビリティを考慮したレスポンシブデザインは、さまざまなデバイス、ブラウザ、言語などに対応するため、ユニバーサルデザインの採用ができます。これにより、高齢者や障がい者などのユーザー層にも配慮することができます。

  • コンテンツの利用の幅が広がる
    アクセシビリティを考慮したレスポンシブデザインにより、様々な障がいのあるユーザーがWebサイトを利用することができるようになります。

  • SEOに有利
    アクセシビリティを考慮したレスポンシブデザインは、検索エンジンにとっても有益であるため、SEOに有利になります。

 

 

レスポンシブデザインの実装方法

 

レスポンシブデザインの実装方法で一般的な方法を紹介します。まず画面サイズによってスタイルを変更できるように画面サイズを検知する必要があります。

 

CSSのメディアクエリを使用する


CSSのメディアクエリを使用することで、画面サイズに応じてCSSを適用することができます。これにより、Webサイトのレイアウトやフォントサイズなどを変更することができます。

 

以下のようなcssを記述して使用します。

 

/* 1024px以下の場合 */ @media only screen and (max-width: 1024px) { /* ここにcssを書く */ } /* 768pxより小さい場合 */ @media only screen and (max-width: 768px) { /* ここにcssを書く */ }

 

次に実現したいデザインやレイアウトを画面サイズに応じて記述します。 レイアウトに用いられる代表的なcssプロパティはフレックスボックスとグリッドシステムです。

 

フレックスボックス


フレックスボックスを使用することで、Webサイトのレイアウトを変更することができます。これにより、画面サイズに応じてレイアウトを調整することができます。

 

以下のようなcssを記述して使用します。子要素を横並びにし、flexコンテナー(例:.flexbox)の横幅に合わせて左右を両端に寄せ、間に余白を入れるレイアウトを実現できます。

 

.flexbox{ display: flex; flex-direction: row; justify-content:space-between; }

 

グリッドシステム


グリッドシステムを使用することで、Webサイトのレイアウトを整理することができます。これにより、画面サイズに応じてレイアウトを調整することができます。

 

以下のようなcssを記述して使用します。3つのカラムを作成します。サイズはグリッドコンテナー(例:.grid-system)の横幅に対して均等割を実現できます。

 

.grid-system{ display:grid; grid-template-column:1fr 1fr 1fr; }

 

 

まとめ

 

レスポンシブデザインは、さまざまなデバイスでのWebサイトの表示を最適化するための重要な手段であり、ホームページ制作においても必須となっています。

 

ユーザーエクスペリエンスやSEOの観点からも有利であり、顧客獲得につながります。

 

スマートフォンとPCで違うWebページを表示している場合や、スマートフォンに対応していないWebサイトを運用されている方はレスポンシブデザインを検討してみましょう。

 

 

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